【時短勤務当事者が教える】不公平感が出ないようにやっていること
2023.9.13 (水) updated

多くの企業で時短勤務の導入が進み、以前に比べると時短勤務をしている人も増えてきたと同時に、時短勤務に対して不公平感を感じる人も増えています。
その理由としては、周囲の人が時短社員のフォローに回らなければならず、業務のしわ寄せが起きているということが大きいと言われます。
そのような背景もあり、時短社員として働いていると、どうしても周りが時短勤務に対して不満を持っていないだろうかと心配になってしまいがちです。
そこで、実際に時短勤務当事者が、不公平感が出ないよう日頃から気をつけていることについて、ご紹介します。時短勤務の当事者が気をつけていることとは?
■自分の仕事に責任を持って取り組む
これは時短勤務関係なく基本的なことではありますが、時短勤務の場合は特にその意識をしっかりと持って、仕事に取り組むという姿勢が大切になってきます。
例えば子育てをしている場合、急なお休みや早退が発生することも多いと思います。
ですが、事前にそれを見越してスケジュールを組んだり、進め方を工夫することによって、自身でハンドリングが可能となり、周囲からのフォローも最小限に抑えることができます。■周りへの感謝の気持ちを忘れない
時短勤務も周りのフォローがなければすることができません。
退社後や急なお休みの時など、自分に代わって誰かが必ずフォローをしてくれています。
お休み明けはもちろんですが、日頃から感謝の言葉を伝えることはとても大切です。
そうすることで、お互い気持ちよく働くことができます。■しんどくなる前に相談を
特に、仕事に復帰して間もなくは育児と仕事の両立が難しく、周りに迷惑をかけたくないという一心で無理をしがちです。
無理をすることで、逆に仕事の生産性が落ちてしまうこともあります。
そうなる前に、上司や社内カウンセラーなどに相談することをおススメします。
時短勤務をする上での不安や悩みなどを話すことで、解決策を一緒に探していくことができます。■コミュニケーションを大切に
時短勤務やフルタイム勤務関係なくコミュニケーションを取ることは重要です。
連携をしっかりしておくことで急なお休みの時など、業務の引継ぎがスムーズにいきます。
ですがそこで気をつけたいのが、子どもの話ばかりしないということです。
全員に子どもがいるわけではないので、あくまでも聞かれたらお話をするという程度にしておきましょう。まとめ
仕事に取り組む姿勢と周りへの配慮が変われば、時短社員とフルタイム社員の間に不公平感も生まれにくくなり、それが全ての人が働きやすい職場環境づくりにも繋がっていきます。
少しずつでも変えていこうという気持ちが大切なので、実践できるところからやっていってみましょう。