活躍できるシルバー人材とは?定年後の働き方
2021.9.15 (水) updated

定年後はのんびりと悠々自適な生活を…という時代から、定年後もまだまだ働き続ける時代に変わりました。
また高年齢者雇用安定法が2021年4月に施行されたこともあり、年々深刻化する人材不足を解消するためにも、シニア人材の労働力にいっそう期待が寄せられています。
しかしその一方で、企業がシニア人材に対する様々な課題を抱えていることも事実です。【シニア人材に対する課題とは?】

実際に企業がシニア人材に対してどのような課題を抱いているのかを見てみると、「モチベーションの低さ」「パフォーマンスの低さ」「マネジメントの困難さ」といった課題が上位を占めています。
これらの課題は、シニア社員が働きやすい環境がまだ完全に出来ていないという企業側の問題もあるかもしれませんが、それだけではなく働くシニア社員本人の問題でもあります。
あなたの行動がこの課題を解決する鍵となるかもしれません。
明日からでも遅くありません、まずは以下のことを意識してみましょう。
<出典>
株式会社パーソル総合研究所「企業のシニア人材マネジメントの実態調査」【消極的から積極的へ意識を変える】
一番大きな課題ともなっているモチベーションの低さ。
定年が近づいてくると共に現状維持の姿勢に入ってしまい、どうしても新しいことへの挑戦や新しい知識やスキルの習得に消極的になりがちです。
ですが、あなたが定年後も仕事を続けたいと思うのであれば、思い切って自身の意識改革をしてみましょう。
実際、多くの企業はあなたの経験やスキルに加えてあなたの仕事に対する挑戦的なマインドにも期待しているのです。
あなたが新入社員の時を思い出してみてください。
全ての仕事が新鮮で楽しく、もっと知識を深めたい、もっと新しいことに挑戦したいと、やる気に満ち溢れていませんでしたか?
それが年月を重ねるごとに仕事がただの作業と化していませんか?
何かを始めるのに遅いということは決してありません。
今さら成長なんて…と言わずに、まずは知識を深めることから始めてみてください。
知識に深みが増し自信がつくことで、仕事に対するモチベーションも変わって来るはずです。
そしてモチベーションが上がると新たに挑戦してみようという意欲も湧き、仕事のパフォーマンスも同時に上がっていきます。【丁寧なコミュニケーションを意識して】
当たり前なことだと思われるかもしれませんが、思っている以上にそれが出来ていないこともあります。
これまで様々な経験を積んできた分「自分の時はこうだった」と無意識のうちに上から目線で物を言いがちです。
特に若手社員などは、あなたの何気ない言葉に委縮してしまうこともあります。
そうなれば円滑に進む業務も進まなくなってしまう恐れがあります。
そうならないためにも、自分の言葉は影響力があるということを頭の片隅に入れておき、相手に丁寧な話し方をするように心掛けましょう。
言葉一つで変わることが沢山あります。【仕事に対して謙虚な姿勢を忘れない】
もう一つ、仕事に対して謙虚な姿勢を忘れないでください。
あなたのこれまでの実績やスキルは、企業にとって大きな財産になると言えます。
ですが、あなたの実績やスキルを一旦置いておいてゼロからのスタートだと思って仕事に取り組むことが大切です。
また仕事のなかには、やる気になれない業務もあるかもしれません。
ですが一つ一つの仕事に意味があるものだと思い謙虚に取り組み続けることで「あの人はどんな仕事でも一生懸命に取り組んでくれる」と信頼を築くことが出来ます。
そしてあなたが困った時に必ず力を貸してくれる人が現れます。
活躍出来る人材というと、実績や専門的なスキルがあって即戦力になる人と思われがちですが、それ以上にそれぞれの人となりも重要となってきます。
あなたが会社を去る時に「お疲れ様でした、あなたがいて本当に良かったです」と感謝されるような活躍出来るシニア人材になれるよう、少しずつ意識改革をしていきましょう。