保活と就活の両立は可能?実際に乗り越えた人に聞いてみた
2024.5.9 (木) updated
子育てしながら働くパパママにとって、就活と保活の両立は大きな課題です。保育園に入れるには仕事が必要だけど、仕事を探すには保育園が必要。このジレンマに悩む人は少なくありません。時間的な余裕が少ない中で保育園や幼稚園の入園手続きも進めるため、ストレスや不安を感じることもあるでしょう。
今回は、保育園の入園方法、働きやすい職場の紹介などをお伝えします。【ポイント】情報収集と計画立て
就活と保活の両立をするためには、計画的な行動が求められます。まずは、保育園や託児所の情報収集から始めましょう。自治体や保育園のホームページなどから情報を集め、希望する保育園や託児所に申し込みましょう。ただし、保育園や託児所に入れるまでに時間がかかる場合があるので、早めの行動が必要です。面接や試験日程を組む際は、保育園や託児所の申し込み状況も把握しておくとよいでしょう。
また、保育園や託児所に入れない場合、家族や友人に協力を仰ぐことも有効です。子育てに関心を持つ家族や友人に、一時的に子どもの世話をお願いすることで、自分自身の就職活動に集中することができます。また、育児や家事を家族やパートナーと分担することも大切です。仕事と家庭のバランス、働き始めた後のことなど、事前にできる限り話し合いをしておくことで、働き始めてからの不安や負担も軽減されます。【ポイント】実際の就活(転職)と保活のコツ
就職活動においては、自分に合った求人を見つけることが重要です。リモートワークやフレックス制度の導入など、子育てと仕事を両立しやすい環境を提供している企業も増えています。また、就職エージェントを活用することもおすすめです。エージェントは、求人情報の提供だけでなく、面接対策や履歴書の書き方のアドバイスなども行ってくれます。中にはワーママ・パパに特化した求人を扱うエージェントもあります。
また、派遣会社に登録して仕事を紹介してもらう方法もあります。 女性や子育て世代に理解がある会社も多く、未経験からでも始められる一般事務やキャリアを活かして働くことのできる専門職など幅広い求人があります。
いずれも仕事内容や勤務先の雰囲気などを詳しく教えてくれたり、面接や就業前の研修などをサポートしてくれたりします。 求職中の不安や悩みを相談できる相手もできるので、心強いですね。
保活においては、保育園以外にも、ファミリーサポートセンターなどがあります。ファミリーサポートセンターでは、子育てに関する相談や、一時預かりなどのサービスを提供しています。また、地域のボランティアによる保育サポートや、民間の保育サービスを利用することもできます。こうした保育サービスを利用することで、親が就職活動に専念する時間を確保できます。地域の市区役所で案内を受けることができますので、積極的に活用してみてください。
最後に、就活や保活の両立を成功させるためには、自分自身のモチベーションを保つことが大切です。時には自分自身を労わり、ゆっくりとした時間を過ごすことも必要です。趣味など一人の時間を作り、意識的にリフレッシュすることが大切です。自分が目指すものや、これからの生活のために仕事をすることの意義を考え、前向きな気持ちで取り組みましょう。
就活と保活の両立は、大変なことかもしれませんが、きちんとした計画を立て、周りの人たちに助けを求めながら乗り越えることができます。ぜひ、自分自身が納得できる形で両立を実現させてみてください。