人生100年!60歳からも現役で活躍できるセカンドキャリア形成
2021.9.14 (火) updated
人生100年時代と言われる現在、少子高齢化による労働力人口の減少もあり今後もシニアの労働力が期待されています。
実際に以前のように定年を迎えたら退職ではなく、セカンドキャリアを形成をして様々な場面で活躍するシニアの方が増えてきました。
今回は、セカンドキャリアを形成するにあたって大切なことをご紹介します。ーセカンドキャリアって何?
セカンドキャリアという言葉をよく耳にすることが増えたけれど、よく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
そもそもセカンドキャリアとは「第二の人生における職業」を意味します。
例えば、スポーツ選手の引退後、女性の結婚や子育て後、中高年の早期リタイアや定年退職後といった場面でよく使われています。ーセカンドキャリア形成で大切なこと
それではさっそくシニアのセカンドキャリア形成で大切なことを見ていきましょう。
セカンドキャリア形成で大切なことは簡単で、事前にしっかりと準備をするということです。
実際にどのような準備をすればいいのかというと、大きく分けて2つあります。
①自己分析をするこれまでの仕事やプライベートで経験したことを振り返って考えてみましょう。
自己分析の方法は色々ありますが、おすすめなのは下記のようにいくつか質問を作って自問自答をするという方法です。
・これまでどのような仕事をしてきて、どのようなスキルを身につけましたか?
・同僚、家族、友人から実て自分はどんな風に見えていますか?
・これまでどんなことをする時にワクワクしましたか? etc...
一通り回答が終わったら、同僚や家族や友人といった第三者に自己分析の結果を共有して意見を聞いてみてください。
例えば、自分では強みだと思っていなかったことが第三者から見ると強みだったり、自分では気づかなかった新たな部分が、第三者からみてもらうことによって発見できるかもしれません。
その他には、これまでの経験を時系列で書き出したり、ライフチャートを作ってみるという方法があります。
その出来事があった時、自分がどう感じたのかも一緒に書き出してみてください。
日常生活の中でゆっくりと自身と向き合う時間を作るのは、なかなか簡単ではありません。ですがその時間を作ることによって新たな気づきもあったり、自分の考え方や大切にしてきたことなどを再認識することが出来ます。②新しいことに挑戦してみる
セカンドキャリアを充実させたいと思っているシニア世代の方はもう実践していらっしゃるかもしれませんが、新しいことに挑戦してみることはとても大切です。
例えば、資格の取得です。
これまで携わった仕事に関するものや今後就きたい仕事に関するものなど、自分にあった資格を探してみましょう。
これまでの知識を深めたり新しいことを学ぶことは、自信にも繋がります。
資格を取るのが難しい場合は、企業や自治体などが主催しているシニア世代向けの講座やセミナーもあるので、自身が興味のある講座やセミナーを受けてみるのもおすすめです。
また講座やセミナーの受講には、知識を得られるという以外にもメリットがあります。
それは一緒に学ぶ仲間や教育者との出会いです。
今まで出会う機会のなかった人達との出会いは刺激となり自己成長に繋がるとともに、新たなキャリアに繋がることもあります。ーまとめ
いかがでしたか。
まずは自身と向き合い第一歩を踏み出すことから、セカンドキャリア形成は始まります。
定年を迎えたら終わりではなく、そこからが新しいスタートなのです。
人生100年時代、セカンドキャリア形成をしっかりして第二の人生をいきいきと楽しみましょう。