【CLINKS株式会社】未経験からの挑戦を全力バックアップ!IT業界で子育てしながら働ける環境をつくる|働き方のサンゴ礁
2024.2.2 (金) updated
ダイバーシティ推進に先進的に取り組む企業の“多様な働き方”に焦点を当てた企画、「働き方のサンゴ礁」。
今回は、CLINKS株式会社(以下、CLINKS)採用担当の小野寺さん、小澤さんにお話を伺いました。
CLINKS株式会社では、エンジニア職の約8割が未経験からスタートして活躍しています。テレワークの推進とあわせて、社員の挑戦を全力でバックアップする仕組みはどのようなものなのでしょうか。その取り組みや想いに迫ります。
お名前:小野寺さん
所属:CLINKS株式会社
担当:採用責任者
お名前:小澤さん
所属:CLINKS株式会社
担当:採用ITの力で会社の成長とテレワークの課題を解決する、CLINKS
ーーCLINKSはどのような会社ですか?
CLINKSは、お客様のITに関する様々な経営課題にお応えするための各種ITアウトソーシングサービスを用意しています。
受託開発やITアウトソーシングをおこなっているほか、自社サービスとして、テレワーク支援ツール「ZaiTark(ザイターク)」やクラウド勤怠管理システム「キンクラ」、IT研修 「Training One(トレーニングワン)」を提供しています。
ーー小野寺さん、小澤さんをはじめ、CLINKSの皆さんはどのような環境で働かれているのでしょうか?
(小野寺さん)
バックオフィスはテレワークが中心ですね。福岡に住み、たまに東京出張とか。
エンジニアはお客様先の就業条件にもよりますが、半分くらいはテレワークです。
従業員数は1000名ほどです。
(小澤さん)
私は育児をしながら、9時から18時までのフルタイムでテレワーク勤務しています。時短勤務も可能ですが、テレワークができるのでフルタイムでも問題なく働けていますね。テレワークの推進とライフステージに寄り添う姿勢で「もっと挑戦したい!」を実現する
ーーテレワークはどのようにして根付いていったのでしょうか。
(小野寺さん)
私は8年前からCLINKSで採用を担当しているのですが、当時から代表の河原は「通勤のない会社を作りたい」と語っていました。エンジニアは技術力さえあればどこでも働けるという理由から、テレワークを推奨していたんです。当時はまだ社会的な文化としてなかなか根付かない部分もあったのですが、コロナを機に一気に普及しました。
ーーテレワーク環境は、子育て中の方の働きやすさにも繋がっているのでしょうか。
(小澤さん)
私自身、2度目の産休から復帰して、子育てしながらフルタイムで働けているのはテレワークができるから、というのが大きいです。子どもがいると、急に熱を出すとか、園の行事で数時間だけ抜けるとか、どうしても臨機応変な対応が必要になることがあるのですが、上長の協力もあり、それでもフルタイムを継続できる環境になっていますね。
会社の体制として、女性社員の働きやすい環境を作ろうというのがあるんです。自社サービス「ZaiTark」など、社員のコミュニケーションツールも用意されているので、急なお休みの場合でも相談しやすいように環境づくりをしていただいてると感じます。
(小野寺さん)
各ポジションに子育て中の方がいる感じですね。「ZaiTark」を繋いで話しかけたり、頻繁にチャットを使ってコミュニケーションをとったり、工夫しています。
ーーCLINKSは女性が25%いらっしゃるとのことですが、女性活躍の事例があれば是非教えてください。小野寺さんご自身も採用の責任者をやられていますよね。
(小野寺さん)
現在、私を含めて採用チームは全員女性です。採用チームのNo.2は、大阪で3人子育てをしながら課長職をやっています。入社時は時短勤務していたのですが、子どもがある程度大きくなって手が離れてきたタイミングで自身のキャリアを見つめなおしたときに、「管理職になってもっと挑戦したい」と思ったそうで、今は言葉通りの活躍をしています。ライフステージの変化とともに挑戦の幅を広げていった彼女は、CLINKSの女性社員にとってのひとつのロールモデルだと思います。未経験のことに挑戦してきた先輩たちだからこそ、未経験のあなたを全力でサポートできる
ーーIT業界は未経験だとハードルが高く感じることもあると思うのですが、CLINKSが未経験エンジニアを積極採用しているのはどうしてなのでしょうか。
(小野寺さん)
「未経験の方をエンジニアに育てる」というのが、CLINKSにはひとつのスキームとしてあるんです。代表自身もIT業界には未経験で入った経験があります。エンジニア職というとハードルが高いように見えるかと思いますが、私たちは「技術はあとからついてくるから飛び込んできてほしい」という気持ちでいます。その挑戦を、研修などを通じて全力で応援しています。
例えばエンジニアは入社後1か月間はしっかり勉強して、資格取得を目指します。分野としてはインフラが7割、開発が3割くらいですね。
ーー小野寺さん、小澤さんも未経験から採用担当になられたんですよね。
(小澤さん)
営業職、採用などさまざま携わらせていただいていますが、未経験者でも活躍できる環境を用意していただいているというのが入社の決め手のひとつでした。ただ、先輩社員のフォロー体制が充実していることについては、入社してからより強く感じましたね。
(小野寺さん)
未経験で入社したメンバーが多いからこそ、「分からないという状態がわかる」のだと思います。新しいことに挑戦するって、やっぱり不安も大きいですよね。だからこそ、同じように挑戦してきた先輩たちが、今度は次の挑戦をサポートする。それがCLINKSらしさなのかなと思っているので、ぜひ私たちと一緒に一歩踏み出す仲間が増えたら嬉しいです。編集後記
今回インタビューにこたえてくださったお2人のご経験も交え、「子育てしながら働くこと」「未経験で新しい仕事にチャレンジすること」についてお聞きすることができました。テレワークの推進により多様なキャリアを応援し続けているCLINKSさん、そして小野寺さん、小澤さんの想いが、キャリアの新たな一歩を踏み出したい皆さんに届くことを願っています。