仕事復帰が「なんとなく不安・・・」キャリアと両立するには。
2023.6.3 (土) updated
子育てしながら働くことは、大変なことです。長期的に両立するために、転職を考えるパパママもいるかもしれません。
転職を考える際に押さえておきたいポイントをご紹介します。【ポイント1】企業の福利厚生や制度を確認する
育児との両立において、福利厚生や制度がしっかりしているかどうかはまず押さえたいポイントです。育児休暇や時短勤務の実績はもちろん、リモートワークの活用や子育てに関する支援制度があるかどうかも確認できるとよいでしょう。企業によっては、子どもの看護休暇や病児保育サポート、子ども手当など、様々な支援制度を設けているところもあります。
【ポイント2】職場の雰囲気や文化を把握する
育児休暇や時短勤務の実績とあわせて気になるのが、周囲の理解やサポート面だと思います。子育てを理解してくれる上司や同僚がいるかどうか、働く人たちのコミュニケーションや協調性があるかどうかで、長期的な働きやすさが大きく変わってきます。面接の場で聞ける場合は、実際の取得者の様子を確認することが大切です。子育てと仕事を両立する上で、職場の支援や協力があるととても助かります。また、職場の風土が子育てと両立しやすいものかどうかも考慮しましょう。
【ポイント3】自分のスキルやキャリアアップにつながるかどうかを見極める
転職を検討する際には、自分のスキルやキャリアアップにつながるかどうかも重要なポイントです。子育てをしながら働くことができる職場であっても、将来的なスキルアップやキャリアアップにつながらない場合、長期的に見ると不利になる可能性があります。転職先で自分のスキルアップやキャリアアップにつながるかどうかを事前に見極め、将来的にも安心して働ける環境を選びましょう。
リスキリングとは
最近は「リスキリング」も頻繁に取り上げられるようになりました。
リスキリングとは、自分の職業やスキルに関連する別の分野への転職や、新しいスキルの習得によってキャリアをアップデートすることを指します。現在の世界情勢において、自分のスキルを更新しておくことが重要視されるようになってきています。
たとえば、コロナ禍によって自宅での仕事が増えたことから、オンラインマーケティングやSNSの活用方法、Webデザインなど、インターネットを使った仕事に必要なスキルが求められるようになりました。また、AIの進化によって、データ解析やプログラミングのスキルが重要視されるようになっています。
子育てとの両立を考えると、時間的余裕がなかなか取れないという方も多いのではないでしょうか。リスキリングを行う際には、目的を明確にし、無駄な時間やお金を使わずに学べるよう、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
また、一度に多くのスキルを身につけようとすると、子育てとの両立が難しくなる場合があります。小さなスキルアップから目標を設定し、負担の少ない進め方を考えましょう。
目の前の不安を解消するための転職では、時間の経過とともに「新たな壁」にぶつかるかもしれません。自分だけでなく、パートナーや子どもとも相談し、キャリアも家庭も充実できるよう取り組んでいきましょう。