【AKKODiSコンサルティング株式会社】自分らしいキャリアを実現する 特別扱いをしないインクルーシブな環境|働き方のサンゴ礁
2023.12.28 (木) updated
ダイバーシティ推進に先進的に取り組む企業の“多様な働き方”に焦点を当てた企画、「働き方のサンゴ礁」。
今回は、AKKODiSコンサルティング株式会社(以下、AKKODiS)労務担当の原田さんと、 1歳の双子のお子さんを育てながら、Change LeadとしてAKKODiSの採用変革を担う吉田さんにお話を伺いました。
自分らしい働き方を大切にするAKKODiSでは、みなさんどのような働き方やキャリア形成をされているのでしょうか。社内風土や、会社としての想いに迫ります。
お名前:原田真歩さん
所属:人財企画本部Planning&Operations部Safety&Well-beingグループ
担当:社員のウェルビーイング強化のため法令順守の労務管理や制度企画を担当。
お名前:吉田まみなさん
所属:タレントアクイジション本部
担当:AKKODiSの次世代人財獲得戦略を担うChange Leadとして、採用変革プロジェクトを担当。「いかに自分らしく働くのか」を大切に、ウェルビーイングを進める
ーーAKKODiSはどのような会社ですか?
「日本を、課題解決先進国に。」をビジョンに掲げ、イノベーションを支援するエンドツーエンドのコンサルティングサービスを提供する企業として事業を展開しています。
デジタルとエンジニアリングを融合させたソリューションを提供するグローバルリーダーで、世界30ヵ国において5万人の従業員を擁し、Consulting、Solution、Academy、Talentの4つのサービスラインを通して企業や組織の変革を伴走しながら支援しています。
ーーーーAKKODiSの皆さんはどのような環境で働かれているのでしょうか?
(原田さん)
フルフレックスやリモートを活用したり、時短勤務を利用したり、育児と仕事を両立しながら働いている女性は多いですね。またAKKODiSはAdecco Groupの一員として、LGBTQ+についても、イベントを通して理解促進に取り組んでいます。
根底にあるのは、「いかに自分らしく働くのか」という考え方。どんな方でも、どういうバックグラウンドであっても活き活きと働けることが大切だと考え、ウェルビーイングを強化しています。
育児中、介護中の方などが集中して活躍できる環境を整えることも、企業側の責務だと考えており、見えないフィルターを取り払い、それぞれの価値観を大切にしながら働ける環境・制度づくりを進めています。「多様性」と「尊重」を大切にする社内風土と制度
ーー吉田さんは、どのように子育てと仕事を両立されているのでしょうか。
(吉田さん)
私は、シアトルから帰国して2か月前(取材当時)に入社したのですが、夫はシアトルにいて、8000キロの遠距離婚なんです。今は、1歳の双子と一緒に実家のある愛知県に住んでいて、基本的にフルリモートで仕事をしています。
子どもの発熱や東京出張といったことが、月に数回あるのですが、予定外のことが起こることを前提としたスケジューリングやバックアッププランをつくって対応していますね。育児と仕事のスケジューリングの工夫はもちろん必要ですが、リモートワークやコアタイムなしのフルフレックス制度と、とてもフレキシブルな働き方ができるので、問題なく両立ができています。
また、チームでは、子供がいる・いないや役職に関わらず、今日は同僚とランチとか、子どものお迎えがあるとか、皆プライベートの用事をOutlook上でオープンに公開しているんです。もちろん、チームとして成果を出すことが求められますが、子供がいるから特別に配慮してもらうということではなく、 変則的なことがあるのが当たり前としてチームのバックアッププランがあるんです。
お互いのプライベートを応援する環境があることで、育児中だからといって特別扱いする必要がなく、そこが本当に両立しやすく働きやすいポイントだと感じています。
ーー子育て中のメンバーをサポートする制度はありますか?
(原田さん)
社内には、誰でもフランクに相談できる環境と雰囲気があり、例えば、下記のようなサポート制度や環境があります。
・社内外の相談窓口の設置
・子育て中のパパママと繋がれる社内SNS
・ライフイベントに合わせたキャリアサポート
・社内公募制度
・フルフレックス制度
・リモートワーク制度
・小学校始期まで利用できる時短勤務制度
・配偶者の出産時の休暇取得が可能(特別有給制度)
・小学校入学まで利用できる子の看護休暇(特別有給制度) など
※お客様先で業務に従事している社員は、お客様先の就業規則に合わせるため、フルフレックス制度・リモートワーク制度など一部適用が難しいものがあります
(吉田さん)
私の場合、転職を考えたときにフレックスやリモートワーク制度は、パフォーマンスを出すための前提条件としていました。サポート制度や人事評価制度というものは、企業としてのあり方の根本を問うようなものであり、会社からのメッセージだと理解しています。
AKKODiSには、自分らしいキャリアを実現しようという社風があり、 私はその部分に共感して入社を決めました。「誰でも手を挙げればチャンスがある、誰でも相談すればサポートしてもらえる」自分らしいキャリアを実現する環境
ーー 産休・育休取得後のキャリア形成について教えてください。
(原田さん)
育休復職のタイミングで、今後のキャリアプランを考えたうえで、キャリアプランナーと働き方や業務内容を話し合います。お客様先で従事する社員もいるので、 どういった環境であれば両立できそうかを話し合いながら、復職後の体制を調整しています。
当社の女性の産休育休取得率は、100%※です。 男性育休取得率については19.3%とまだまだ伸びしろがある状態ですが、取得率UPに向けて、男性育児セミナーや社内の育児休業取得者によるパネルディスカッションなどを開催し、取得しやすい環境づくりや周囲の理解促進に取り組んでいます。
※2022年の9月時点のデータ
前述した、リモートワークや社内公募などの各種制度を利用しながら、仕事とプライベートを両立させて活躍する社員は多くいます。
ーーみなさんが「働きやすい」と感じるポイントを教えてください。
(吉田さん)
AKKODiSに入社して本当によかった!と感じてるのは、入社まもない私が「こんなビジネスをやりたい!」と提案して、それを当たり前に社内でサポートしてもらえていることですね。
私は、採用戦略の立案を担当しているんですが、前職の経験を活かした新しいビジネス企画を提案したんです。すると、経営会議で議案にあげてもらい、進めて行けることになりました。入社したばかりの一人の採用担当者が事業戦略に関わることができる。
この規模の会社で、入ったばかりのメンバーの提案が経営会議で通るなんて、私自身とてもびっくりしましたし、とてもフレキシブルですよね。
(原田さん)
本当にフラットでオープンな会社だと思います。
経営層と社員が集まってフラットにディスカッションできる「経営セッション」という場や、経営層に直接質問提案ができるプラットフォーム「Suggestion BOX(サジェスチョン・ボックス)」というものもあり、経営層が常にオープンでいることを心がけていると感じています。
(吉田さん)
部署の垣根を越えてやれる人ややりたい人が、任せてもらえる。そしてそれを経営層が応援してくれるんですよね。 とてもインクルーシブな環境だと感じています。
それぞれのバックグラウンドに対して、配慮しなきゃいけない、チャレンジは難しいとか、一律に決めつけるようなことはありません。支援が必要なら相談できるし、その一方で、育児中であろうが、介護中であろうが、「やりたい!」と手をあげれば、裁量のある仕事を任せてもらえる。
育児中や介護中の方々のためだけに特別な何かがあるっていうことではなくて、 誰でも手を挙げればチャンスがある、誰でも相談すればサポートがしてもらえるっていうところが大切で、働きやすさに繋がっていると感じています。編集後記
自身も子育てをしながらフレキシブルに働き、「新しい時代の働き方に可能性を感じている」とお話されていた吉田さん。はたらくハードルに対して特別扱いをするのではなく、自分に合った働き方を本当に実現させてくれる、そんな本当の意味でのインクルーシブな環境がAKKODiSさんにはあるのだと感じました。
日本を課題解決先進国にしていきたいというビジョンに共感する方、新しい事にチャレンジしたい方、自分らしく活躍したいという方にAKKODiSさんの想いが届いてほしいと思います。