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【株式会社UZUZ】若者も子どもも”ウズウズ”する社会をつくる|働き方のサンゴ礁

2024.2.2 (金) updated

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  • # 企業インタビュー
  • ダイバーシティ推進に先進的に取り組む企業の“多様な働き方”に焦点を当てた企画、「働き方のサンゴ礁」。

    今回は、株式会社UZUZ(以下、UZUZ)常務取締役の川原さんにお話を伺いました。
    UZUZでは、柔軟な働き方を認めているだけでなく、最大222万円の出産お祝い金の支給や、男性育休の取得推奨など、さまざまなかたちで子育てのサポートをしています。そこにかける企業としての想いや、取り組みの詳細についてお聞きしました。

    お名前:川原 敬史さん
    所属:株式会社UZUZ
    役職:常務取締役

    「働く」ことにポジティブに”ウズウズ”する社会をつくる、UZUZ


    ーーUZUZはどのような会社ですか?

    UZUZは、「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる」をミッションとして、若者のキャリアをもっと魅力的に、もっとウズウズさせるための支援を行っています。創業当初は、既卒・第二新卒特化の「人材紹介事業」をメインに行っていましたが、今は、未経験者のITエンジニア就職を支援する「ウズウズカレッジ」やSES業界の働き方改革を目指すグループ会社「ESES(イーエス)」など、事業の幅をどんどん拡大しています。

    ーー川原さんはじめ、UZUZの皆さんはどのような環境で働かれているのでしょうか?

    (川原さん)
    オフィスは東京、大阪、北海道の旭川にあります。
    働き方としては、時短勤務・リモートワークが可能で、副業も可能です。リモートワークの頻度については職種によって変わっており、例えばキャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザーは週1でリモートワークOK、となっています。
    男性で小さい子どもがいるメンバーは私を含めて3人ほどいるのですが、子どもやパートナーの体調によってリモートを選んでもいいし、休んでもいいよ、という形でやらせてもらっています。
    今、管理部の経理で働いているメンバーも、前職の商社でなかなかリモートができなかったり、夜の残業が多かったりしたそうなのですが、UZUZに入ってからは柔軟な働き方ができていると聞き、嬉しく思っています。

    若者支援も子ども支援も、UZUZのミッションの中にある

    ーー性別に関係なく、産休・育休をとられる方は多いのでしょうか。

    (川原さん)
    そうですね。これまでも産休・育休を取得したメンバーの復職率は100%で、男性育休も推奨していて67%が育休を取得しています。厚生労働省によると日本の男性育休の取得率は17%なので、かなり取得できているほうかなと感じています。
    初めて男性育休を取得してくれたのは大阪のメンバーで、2017年か2018年くらいに1か月ほど取っていましたね。

    ーーUZUZでは、出産祝い金もとても手厚いですね。

    (川原さん)
    安心して子供を産み、育てられる環境を整備するために、今期から福利厚生として「出産お祝い金」を拡充しました。第一子 10万円、第二子 22万円、第三子 100万円、第四子 222万円と、できる限り手厚い制度にしています。
    UZUZの平均年齢が27歳くらいなので、今後出産するメンバーが増えてくることを考えての拡充です。

    ーーこの制度づくりには川原さんも関わられたのでしょうか?

    はい、役員間で話してこういう風にやっていこうという話になりました。第四子くらいまで想定できたら嬉しいよね、と。私自身は今子どもが2人いまして、妻もUZUZメンバーで社内婚なんです。出産祝い金については、私は役員をしているので支給の対象外なのですが(笑)

    ーー会社のカルチャーとして子育てへの想いが強い気がするのですが、どういった背景があるのでしょうか?

    (川原さん)
    会社のミッションが「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる」なので、これから「若者」になる「子ども」を大事にしたい、というのが自然な流れとしてあります。
    それを実現するために、出産お祝い金も出すし、サポートもするし、復職したときも負担を減らす、といった感じです。また、こうした取り組みから少子化問題を少しでも解決したいと考えています。

    副業、リモートができる環境でメンバーのパフォーマンスを加速する


    ーー東京、大阪、旭川(北海道)にオフィスがありますが、チームを作るうえでどんなことを大事にされていますか。

    (川原さん)
    情報連携がうまくいくように意識しています。オンライン会議ツールを繋ぎっぱなしで業務していることもありますね。
    また、年に1回全社総会をしていまして、アルバイトなどを含め雇用形態関係なく全メンバーで集まっています。場所は東京や大阪、去年は横浜だったり様々なのですが、どこか一か所に集まって感謝を伝えるなど、オフラインで顔を合わせて繋がれるような取り組みをしています。
    ワーケーションも推奨しています。費用は会社が負担して、東京のメンバーが大阪とか、旭川とかで勤務することを推奨して、なるべく壁ができないようにしています。

    ーー他にもパフォーマンスを向上させるために取り組んでいることはありますか?

    (川原さん)
    副業を可能にしているところですね。デザイナーのメンバーが副業でやっていた案件を法人化したり、管理部の責任者はUZUZに入社後に自分自身で会社を2つ立ち上げたりですとか、他にも個人でライブ配信をしているメンバーもいますし、様々なかたちでの副業をOKにしています。
    あとは、リモートワークもそうですね。ご家族の仕事の関係でニューヨークに住むことになって、ニューヨークから仕事をしているメンバーがいるのですが、時差があるので日本時間の夜中に資料作成をしてくれて、こちらが始業するときに完成していたりするのでとても有難いですね。また、難病で筋肉が動きにくい病気で車いすで生活しているメンバーもいるのですが、電車に乗ることが困難だったのでリモートワークはとても相性が良くて。前職は教師として働いていたすごく優秀な方なので、岐阜の自宅で働いてくれておりとても助かっています。

    女性活躍のベースにあるのは「フラットな組織づくり」


    ーー性別で区別するというより、個々のバッググラウンドに合わせて取り組みをしている印象がありますが、女性活躍を推進するために意識していることはあるのでしょうか?

    (川原さん)
    性別関係なく、優秀で活躍できる人材にはリーダーやマネージャーといった役割を任せています。例えば、カスタマーサポートでは約半分が女性で、マネージャーも3人のうち2人は女性と、男女関係なく昇格ができる環境です。評価は、業績評価と行動評価、両方で見ています。

    ーーフラットな組織づくりの秘訣はどんなところにあるのでしょうか。

    (川原さん)
    「ウズウズと働く」を支援する制度として、定期的なアンケート実施や、社内求人制度、書籍購入手当、リファラル採用手当、研修手当、UZUZ目安箱などがあります。
    また、3か月に1回、アルバイトも含めパワハラとかセクハラとか働きにくいところはないか、という匿名可のアンケートをとって、それを役員でも話して改善を実施しています。
    あとは改善提案手当というものを付与しておりまして、これはアルバイトでも付与しているのですが、フォームに記入してもらった提案が承認、実行されたら賞与支給時に改善手当として支給する、といったこともしています。
    UZUZの年齢構成的にもこれから出産ラッシュが起こるはずなので、育児しながら働きやすい環境づくりのための提案をもらったら、それはすぐに実行されるような組織だと思います。どんどん意見を言ってもらいたいですね。

    ーー最後に、選考の中で大事にしていることはなんですか?

    (川原さん)
    最終選考では必ず来社していただき、実際にUZUZメンバーと話す時間を設けています。また2次選考では代表の岡本からUZUZの今後のビジョンをお話しして、そこで求職者の方と方向性が合っているかを確かめてから入社していただいています。

    編集後記

    時短勤務やリモートワーク、副業といった柔軟な働き方でメンバーのパフォーマンス発揮をサポートすることに加え、改善手当の支給など働きやすい組織づくりに貢献するメンバーがしっかりと評価される仕組みづくりがされていた点に、UZUZさんが成長し続ける理由を垣間見ることができました。働くことに”ウズウズ”したいと考えている方へ、川原さん、そしてUZUZさんの想いが届いてほしいです。

    ◆株式会社UZUZ
    ・企業HP  https://uzuz.jp/ 

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