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ベビーシッターは贅沢?子どもをちょっと預けたいパパ・ママ必見!「ファミリーサポートセンター」を知っていますか?

2021.12.27 (月) updated

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  • # 子育てしながら
  • 子育てをしていく上で必ず必要になってくるのが、外部の支援です。
    子育ては、家族でしないと!自分がしないと!ひとりでしないと!
    なんて思っていませんか?

    頑張る気持ちは素敵ですが、無理をし過ぎてはいませんか?
    自分以外、家族以外のサポートもしっかり受ける事が子育てのコツ!
    全国にはサポート制度がたくさんあります。
    子育ての先輩や専門知識を持ったプロに助けてもらいながら、楽しく子育てできたらいいですよね!

    今回はたくさんあるサポート制度の中から、ファミリーサポートセンターについてご紹介します。

  • ファミリーサポートセンターとは?

    育児の援助を受けたい方(依頼会員)と行いたい方(提供会員)のお手伝い(引き合わせと連絡)をする組織が、ファミリーサポートセンターです。市区町村ごとに実施されています。
    自治体によって制度の内容に違いがありますが、渋谷区を例にあげてみましょう。

    <トピック>

    • 利用対象者と利用例
    • 提供会員について
    • 利用料金
    • 保険
    • 上手に活用するには
  • 利用対象者と利用例

    区内在住で、生後6か月から小学校3年生までの子どもを育てている方が利用可能です。

    例えば、
    ・保育園や習い事の送り迎えをしてほしい
    ・買い物の間子供を預かってほしい
    ・体調が悪いので子供を預かってほしい
    ・冠婚葬祭などの急用時に子供を預かってほしい
    ・会議の間子供を預かってほしい
    ・子育ての悩みを相談したい

    そんな時にファミリーサポートセンターのアドバイザーが依頼会員と提供会員とのマッチングをサポートしてくれます。

  • 提供会員について

    預かってくれるのはこんな方々
    ・子供好き
    ・子育て経験を活かしたい
    ・子育ての援助をしたい
    そんな方が提供会員となり子供を預かってくれます。

    もちろん自治体による安全・事故対策も含めた特別な講習を受けている方々です。
    利用前に事前に顔合わせも行われるので、安心して利用できます。

    基本的に提供会員の自宅で預かってくれますが、自治体によっては児童館や子育て支援センターのような建物内で、預かる場合もあります。

  • 利用料金

    渋谷区の場合、平日(6:00~22:00)800円・土日祝日(6:00~22:00) 1,000円で利用できます。
    他の自治体も昼間ならだいたい1時間500~1000円程度で、夜間や休日は割増になります。

    1時間単位での利用料金を活動報酬として、その都度提供会員に手渡します。
    会員登録料や年会費などは必要なく、センターへの支払いもありません。
    依頼会員と提供会員の間に雇用関係はなく、あくまでも善意で行われる相互援助活動の為、民間のベビーシッターに比べるとかなり安価で利用できます。
    お礼の気持ちとしてお支払いしましょう。

  • 保険

    ‟地域子育て支援事業補償保険”に加入しています。
    この保険はファミリーサポートセンター事業を実施する自治体の為の保険で、活動中に依頼会員や提供会員が傷害を被った場合や、提供会員が法律上の損害賠償を負った場合に保障を行うためです。
    万が一、双方に怪我や事故があった場合に備えています。

  • 上手に活用するには

    民間のベビーシッターを活用する方法もありますが、金額が大きくなかなか気軽に利用できませんよね。
    最近ではSNSで個人的に知り合い、安く依頼した結果事故に繋がった、なんていうトラブルも耳にします。
    それに比べ、安心して利用できるのがファミリーサポートセンターのポイント。
    アドバイザーにしっかり相談し、きちんと研修を受けた子育てのプロにお願いできる。
    しかも800円だと1時間だけお願いしようかな、なんて思いますよね。
    ここで注意したいのが、急用に備えて日頃から利用しておく事です。
    急いでいる時に初めて利用するとなると、手続きに時間がかかったり、どんな方が預かってくれるのかちょっぴり不安ですよね?
    アドバイザーは会員同士の間に立って、マッチングや調整をしてくれます。
    お互いにどんな方か、どんなお子さんかを分かってもらえていれば、今すぐ預かってほしい!なんて時も安心して預けられるのではないでしょうか。
    日頃からサポートを利用し、ご自身はお子さんを預ける練習を、お子さんには預けられる練習をしてもらっておきましょう。

  • 今回は渋谷区を例に上げましたが、サポート内容は自治体によって様々です。
    まずはご自身の自治体のファミリーサポートセンターに問い合わせをし、どんなサポートが受けられるのか、どんな手続きや準備が必要なのかを確認しましょう。
    悩んだ時、まずはアドバイザーに話を聞いてもらうのもひとつの手です。

    子育て支援制度を上手に活用し、時間と心にゆとりを持ちませんか? 

    参考:
    渋谷区公式サイト
    https://www.city.shibuya.tokyo.jp/shisetsu/kosodate/fm_support/index.html
    東京都福祉保健局
    https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/famisapo.html
    厚生労働省
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/kosodate/index.html



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