時短勤務、ワーママが活躍しやすい企業の見分け方
2022.2.7 (月) updated

出産を終えて仕事復帰もしくはこれから仕事を始めたいというママ達の中には、育児と仕事の両立が出来るようワークバランスを考えた働き方をしたいと思う方も多いのではないでしょうか?
育児と仕事の両立を実現するためポイントとなってくるのが、時短勤務などの企業側の育児サポートです。
そこで今回は3つの企業を例に、育児をしながらでも活躍しやすい企業を見分けるポイントをご紹介します。企業を見分けるための一つの目印『認定マーク』
育児をする女性が活躍しやすい企業を見分ける時に参考になるのが、育児サポートや働きやすい環境づくりのための取り組みを行っている認定企業に対して、厚生労働大臣から送られる様々な認定マークです。
なかでも育児サポート企業に送られる「くるみん認定・プラチナくるみん認定」マークは目にすることも多いのではないでしょうか。
「くるみん認定」の他にも、女性の活躍を推進している企業として認定された企業に送られる「えるぼし認定・プラチナえるぼし認定」や、男性の育児と仕事の両立を積極的に促進する企業を表彰する「イクメン企業アワード」などがあります。
参照:厚生労働省 女性の活躍推進企業データベース 認定マーク
http://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/sp/nintei.html#eruboshi育児と仕事を両立するための企業の取り組み
それでは実際に育児サポートや活躍しやすい環境づくりに取り組んでいる、3つの企業をご紹介します。
【日産自動車株式会社様】
多様性をもつ従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、働きやすい勤務諸制度の導入や就業環境の整備が行われています。
〈例〉
・育休は2歳到達後の4月末まで、時短勤務は小学校6年生の年度末まで取得可能
・コアタイムなしのフレックス勤務制度、ファミリーサポート休暇などフレキシブルな働き方サポート
・プレパパママセミナー、復職セミナー、VRを使い育児両立中の社員の日常の理解促進を図る育児両立支援マネジメント研修 など
「参照」
日産自動車株式会社様HP
https://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/DIVERSITY/
厚生労働省 女性の活躍推進企業データベース
http://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/detail?id=727【花王株式会社様】
時間制約がありながらも能力を発揮して就業継続できる環境づくりとともに、パートナーとの協働を支援する取り組みが行われています。
〈例〉
・小学校3年生修了まで最高2時間の時差出勤や短時間勤務、フレックスタイム勤務制度
・早期復職支援を目的とした社内託児施設「メリーズガーデン」の設立
・育児クーポン、家族手当、ホームヘルパー補助といった育児サポートが充実 など
「参照」
花王株式会社様HP
https://www.kao.com/jp/
厚生労働省 女性の活躍推進企業データベース
http://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/detail?id=378【エスビー食品株式会社様】
働き方の見直しや社員一人ひとりの意識改革に積極的に取り組みながら、育児や介護との両立など、社員が安心してやりがいを持って働ける職場づくりが行われています。
〈例〉
・子どもが小学校4年生に進級するまで、育児のために勤務時間を短縮できる時短勤務制度
・保育所探しにおいて入所に関するサポートを受けることができる、保活コンシェルジュサービス
・安心して社員が就学前の子どもを預けることができる保育施設「バジリッコ保育園」設立 など
「参照」
エスビー食品株式会社様HP
http://www.sbfoods.co.jp/
厚生労働省 女性の活躍推進企業データベース
http://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/detail?id=183まとめ
今回ご紹介した3つの企業で共通している点は、時短勤務やフレックスタイム制といった柔軟な勤務体制です。
保育所などの送り迎えや急なケガや病気は子育てをする上で切り離すことが出来ないため、勤務時間を選べるということはママ達にとって嬉しいものです。
また勤務時間だけではなく、事業所内の保育施設設立や育児クーポンの配布など、企業独自の育児サポートも行われています。
*上記の3社は現時点では、Sangoportとはサイト上に求人情報掲載中などもなく、取り組みを紹介させていただいたにすぎませんので、ご了承ください。
今回ご紹介した3つの企業以外にも、育児と仕事を両立しているママ達がもっと活躍できるような取り組みをされているところはたくさんあります。
それらの企業を見分ける方法として、まずは「くるみん認定」や「えるぼし認定」など、企業がどのような認定を受けているのかを確認してみましょう。
【インタビュー記事】
・仕事と育児の両立をしている秘書 Moeさんのインタビュー
・総合MVPを受賞された広報兼D&I推進室室長 Kyokoさんのインタビュー
・不妊治療や待機児童といった多くの経験をされた広報 Junkoさんのインタビュー
・海外で働く秘書 Rieさんのインタビュー