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産後の保活・就活ってどうやって進めるの?

2024.5.9 (木) updated

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  • # 子育てしながら
  • 元々専業主婦だったり、産前にお仕事を退職したりなどで今は仕事に就いていない方が、産後もう一度働きたい!ワーママになりたい!と思ったとき、「保活」「産後の就活」という2つの壁が立ちはだかりますよね。

    「時短の仕事ってどうやって探すの?」
    「ママに理解のある会社じゃないと厳しいかも‥」
    「保育園って入れるの?」
    「どんな順番で進めればいいの?」
    「子育てしながらでも働けるの?」

    などなど、ママとして初めての就活、そして保活に頭を悩ませていませんか?

    筆者の私は、転職と同時に妊娠が判明して退職、そして、産後娘が0歳の時に就活&保活をスタートしました。そんな私の経験も踏まえながら、産後の保活と就活の進め方をお伝えさせていただきます!

  • 1.ワーママの働き方と子供の預け先2パターン

    どのくらい働きたいかによって、子どもの預け先は変わってきます。
    あなたは、どちらのパターンに当てはまりますか?

    ①週4~週5で働きたい

    週4~週5の時短勤務やフルタイムでの就職を目指す場合、預け先候補は主にこの4つ。

    ・認可保育園
    ・認定こども園
    ・小規模保育園、家庭的保育園など
    ・認証保育園、認定保育園など(自治体独自の認定)
    ・認可外保育園(無認可保育園)

    まずは、国の認可施設である認可保育園や認定こども園、小規模保育園、家庭的保育園など(以下、認可保育園とする)に応募し、ダメだった場合に認証、認定保育園や認可外保育園を検討するというケースが多いようです。

    認可保育園への入園は、多くの自治体でランクやポイント制となっており、ランクやポイントの高い人から優先的に入園が決まります。
    ちなみに、私の住む自治体では「フルタイム&育休明け」が一番上のランクで、「離職中」の私はランクは一番下となっていました。

    ②週2~3で働きたい

    週2~3で働きたい場合の預け先は主にこちら。
    ・一時保育
    ・ベビーシッター
    ・ファミリーサポート

    まず候補となるのが一時保育。認可保育園に併設される場合は自治体管轄となるので、1日3000円前後で預かってくれるところが多いようですよ。
    認証保育園、認定保育園や認可外保育園でも、一時保育を実施している園があります。
    一時保育の枠がいっぱいだった!という時には、一般的に一時保育より費用はかかってしまいますが、ベビーシッターやファミリーサポートもぜひ活用してみてくださいね!

  • 2.いつから探す?就活&保活スタートのタイミング

    ①保活スタートのタイミング

    保育園、一時保育共になるべく早いタイミング、できれば産前がおススメです。
    とくに、早めにしておくとよいのはこの2点。

    ・保育園の申し込み方法の確認
    保育園の申し込み方法を確認しておきましょう。
    一番受け入れ数が多い4月入園は、多くの自治体で前年の秋ごろに申し込みが開始されます。実際に窓口に出向いて、保育園の空き状況や、情報を聞いてみるのがおススメですよ。


    ・保育園の見学
    園によって環境や雰囲気は全然違うので、可能性のある園はできる限り見学に行ってみましょう。思っていたより良かった、悪かったなど、実際に見てみないと分からないことがたくさんあります!登園ルートの確認も忘れずに!
    また、見学日が限られていたり、日時を指定される園も多いです。人気の園だと見学予約が数か月先なんてこともありますし、当日子どもが体調を崩してしまったりと、お子さんが生まれてからだとなにかとスケジュール通りにはいかないもの。激戦区で候補園が多い方ほど、なるべく早めがおすすめです。


    ②就活スタートのタイミング

    基本的には、企業応募などの本格的な就活スタートは保育園決定後となります。(希望の園にいつでも入園可能!というような素晴らしいエリアにお住まいの方や、祖父母による保育が可能な方などはお仕事決定後に保育園入園もありです!)

    多くの自治体では、保育園入園後に数か月の求職期間が設定されており(2~3か月のところが多いようです)、その間に就職活動を行うことができます。
    4月入園の場合は1~2月頃に入園が決定するので、まだ少し余裕がありますが、問題は年度途中で入園となった場合。急遽空いた枠への入園となるので、入園決定連絡は前月半ばなどのかなりギリギリのスケジュールとなります。

    就活準備は早いに越したことがありませんので、是非早め早めで始めてくださいね。

    ・希望条件の洗い出し(時短勤務、場所、職種等)
    ・履歴書、職務経歴書データ作成
    ・エージェントや求職サイトへの登録

    など、前もって準備しておくと、急な就活にもスムーズに対応できますよ!

    我が家は年度途中の入園だったのですが、入園できる可能性はほぼゼロと言われていたため就活準備はほぼしていませんでした。そのため、いざ前月の半ばに入園決定の連絡が来た後、とんでもなくバタバタしてしまいました。

    なるべく慌てないために、ぜび、事前に備えてくださいね!

    【関連記事】時短勤務・ワーママが働きやすい企業とは

  • 3.産後ママの就活&保活スケジュール

    スムーズな就活&保活スケジュールの一例をご紹介しますね!

    ①自治体に保育園の申し込み方法、募集状況の確認、候補園の見学
     窓口で直接相談すると、詳しい情報を教えてくれます。子育て支援センターなどで他のママから園の情報収集するのも◎


    ②保育園申し込み、決定
    このタイミングで就活準備をしておきましょう!特に、履歴書、職務経歴書データ作成は意外と時間が掛かり、各エージェントにからも提出を求められるので、最初に取り掛かるのがおススメです。
    ↓ 
    ③就職活動スタート
       入園決定後に速やかに企業への応募をスタート、入園後の日程で面接スケジュールを組んでおくのがおススメです。認可保育園の場合、入園後2~3か月以内に要就業開始という自治体が多いですが、どうしても決まらない場合は相談可能できるケースも。私の住む自治体では、期間内に決まらなかった場合、子どものためにもすぐには退園とはならず相談になると言われました。

    ④就職決定
     就職が決まったら、自治体に必要書類を提出しましょう。

  • 4.さいごに

    実際に経験していて感じた、産後ママの就活&保活のポイントは「とにかく早く動きだすこと」、これにつきます。

    私は、「1~2歳ごろから預けたいな~一度話を聞いてみよう!」とふらっと窓口に相談に行ったところ、「このエリアは認可保育園激戦区なので、離職中のあなたの場合0歳で申し込まないと厳しいですよ」と言われてしまい、青天の霹靂でした。
    その時既に娘は0歳6か月、そして季節は冬。1次募集はとっくに〆切られていたため、慌てて園に電話をかけまくって見学できるだけ足を運び(そのタイミングでは、既に見学を受け付けていない園も多かったです)、なんとか2次募集ぎりぎりで応募。
    その後、2次募集には撃沈してしまいましたが、年度途中運よく入園が決定し、何とかリミットの2か月以内に仕事も始めることができましたが、どちらもただただご縁がありラッキーだっただけだと感じています。
    離職中の場合は、周りの育休明けのママ達と同じようにのんびり構えていてはいけなかったんですよね。前もってリサーチ、準備することの大切さを痛感した経験でした。

    早め早めの行動で、皆さんの就活と保活の成功、そしてワーママデビューを応援しています!


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